生物というのは子孫を残します。多細胞生物の場合、生殖細胞がこれを行います。つまり、多細胞生物の場合、子孫を残せるのは生殖細胞だけで、それ以外の体細胞は子孫を残せません。体細胞は、生殖細胞が子孫を残してくれると信じているからこそ、自分は子孫を残せなくても、働いてくれているわけです。この信頼関係というのは、当然のようにも見えて、実は当然ではないようにも見える。単細胞生物が誕生した後、多細胞生物が誕生するのに10億年以上かかってますが、この辺の信頼関係の構築に時間がかかったのだろうか。
人間の場合、子孫を残す意思のない人もいますが、細胞はそういう人格に協力し続けてくれるのかなあ…。