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2007-10-28 (Sun)
_ [違法派遣時代] 専門性
大手(元請け)は下請けと契約して、下請けは死ねるほどこきつかわれているわけです。また、SI事業という専門性の高い分野であるにも関わらず、大手の連中のコンピュータ知識は驚くほど貧弱です。専門的な技術を持っている人間は大手にはほとんどいません。そういうことは全て下請けがやっています。大手は技術企業というよりは事業体であり、現場作業はしないといってもいいほどです。
で、コンピュータの知識がほとんどない人間が、ソフトウェアやシステムについて、重要な仕様を決めています。もちろんうまくいくわけがありません。ハチャメチャな状態になります。で、その状態で、下請けに対して作業を進めるよう指示します。結果が悪かった場合、それは下請けのせいになります。プログラムについては、コーディング規約にわずかに従っていないだけでも問題としてつるし上げられますが、仕様書については小学生のラクガキ程度の内容でも一切問題になりません。そもそも、仕様書が検査されるということはありません。仕様書レビューという工程はありますが、印刷された仕様書を持って会議するだけです。そんなんで技術的な問題が洗い出せるわけありません。また、下請けが大手の間違いを指摘することは許されません。ミスをしたのが大手であり、ミスをしたのが下請けである場合、大手がミスを認めることはありえません。そんなことをすれば体面が保てないからです。勢い、現場は大手の独裁体制となり、組織は緩慢な死を迎えることになります。
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