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2007-10-15 (Mon)
_ [違法派遣時代] 作り直し
「作り直し」こそはゴミ以下の派遣社員にとって避けては通れない問題であり、涙なしには語れない問題であります。「気に入らないから作り直し」なんて言われて、それでも従わなければならないのです。もっとマシな事例になって、会社間での取引においても、「作り直し(提出し直し)」になることはままあります。私に言わせれば、作っている物がゴミ同然であることは事実なのですが、ゴミ以下の派遣社員がゴミ同然の物を作っているわけですから、「ゴミ以下<ゴミ同然」となり、価値は向上しているのです。
資本主義の原則の一つに、「金を持っているやつの方が偉い」というのがあります。たとえば品物を金で売る場合においては、金と品物は等価交換であるはずなのですが、この場合は金を払っている側の方が偉いとみなされます。品物を出している側の方が偉いと考えるのは、物質主義であると言えましょう。また、雇用関係においても、働いている側より給料出している側の方が偉いと考えます。働いている側の方が偉いと考えるのは社会主義です。
作り直しと一口にいっても、いろいろあります。しかし、「タダで作り直せ」と「金を払うから作り直して欲しい」とでは、前者の方が指示している側がなぜか偉いのですよ。資本主義の原則に従えば、金を払っている後者の方が偉いはずなのです。さらに、自由契約の原則がありますので、「金を払うから作り直して欲しい」については新たに契約を結ぶということになるので、拒否することも可能です。「タダで作り直せ」では、金が貰えないどころか、拒否することすらできません。
ひとえにこのようなことがまかり通るのは、資本主義の他に、「身分」という概念があるからです。身分制度が廃止されたとはいえ、身分という物は厳然として存在するのですよ。高い身分というのは、大手企業勤務,公務員,正社員などです。これは「大手企業 対 弱小企業」「正社員 対 派遣社員」とかいった、「同じカテゴリ同士」や「取引のある物同士」でないことには通用しない反面、現在でも通用する身分制度です。身分が高いと横暴でも通ります。金を払わない方が身分の差が強調されることになり、より偉いなんて事態が生じます。
身分も能力も人生も何もかも、きっちり金で測って欲しいものです。