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2007-08-02 (Thu)
_ [情報科学] 哲学的ゾンビ その2
哲学的ゾンビと会話しても、それが哲学的ゾンビとは分からないとされます。では、コンピュータの場合はどうかといいますと、コンピュータにも認識という概念はあり、そういう点では哲学的ゾンビではないと思います。哲学的ゾンビが成り立つ条件としては、何か機能を果たしつつも、機能を実現してる装置はそれを認識していないということになるでしょうか。
ある機能を提供する装置があったとして、その装置がそれを目的として作られているのかという点があります。目的通りの機能を提供している場合には哲学的ゾンビとはいえないでしょう。しかし、副次的動作として現れる現象(機能)に目を付けた場合、その装置は無意識のうちにその機能を提供していることになり、哲学的ゾンビといえる可能性があるかも知れません。
人間の脳に宿る意識というのは、脳の副次的な現象(機能)なのかもしれません。となると、意識と脳の間には哲学的ゾンビとしての関係が成り立っているかも知れません。しかし、これはあくまで副次的な現象と捉えた場合であり、本来の現象として捉えた場合は、哲学的ゾンビではなくなります。そうすると、対象が哲学的ゾンビであるか否かは対象ではなく、対象を観測している観測者によって決定されると言えそうです。
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